小4生徒さん 伴奏やりきった!
- 音楽教室 森陽子
- 4 日前
- 読了時間: 2分
2025.12.15(月)
夏休みに入る頃に校内音楽会の伴奏をやってみたいと楽譜を持ってきてくれたHくん。
どれどれ?と私が弾いてみると、オクターブの連続や9度以上離れた和音。アルペジオまで出てくる伴奏譜。
6年生くらい手が大きくなったら弾けるレベルの難しさ。伴奏に挑戦してみたい生徒さんがいたら頑張れば弾けるレベルの曲を音楽の先生は配慮して渡すべき!と私は思います。
「4年生のみんなにこの伴奏譜を渡す音楽の先生はひどいな!」が最初に口から漏れてしまった。

テクニック的に大変なこと、オクターブがあること、ペダルを使いながら弾くことなどを話してから「相当難しいけど、やってみる?」「うん」
それからHくんと特訓が始まりました。
分からないことがあると楽譜の写真が送られてきて「ここはどうしたらいいですか?」と質問が届くときもありました。
頑張って譜読みしているんだなぁ〜と。
メトロノームに合わせる練習が苦手でしたが、毎週毎週繰り返していったら克服!
私が伴奏を弾いた音源を送ることもありました。
やってみる!と宣言した通り、メキメキ弾けるようになってきました。アドバイスしたことはレッスン中に直そうといつものレッスンより集中していました。思い通りに弾けない日もあったね。悔しい表情が見えちゃう時もあったね。
家族みんなの応援もHくんの力になったことでしょう。
弾けるようになるといっぱい褒めてくれるお母さん。合唱パートを大きな声で歌ってくれるお兄ちゃん。
レッスン日が祝日のときがあったのですが、わざわざお兄ちゃんも駆けつけてくれました。
自宅練習の時のことを時々お母さんがLINEで教えてくれました。伴奏弾き終わるといい笑顔で「あー楽しかったぁ!!」と言ったそうです。何よりも嬉しい一言♡
こちらが思っている以上に遥かに大きな壁を飛び越えて、伴奏のテストに合格。
そして校内音楽会でみんなの歌声に合わせて練習通りに演奏できたそうです。
達成感をいっぱい味わいながら胸をはってお辞儀したんだろうなぁ。
やりきったHくんを誇りに思います!



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